滋賀県の人気観光スポットで、日本六古窯のひとつ信楽焼が有名な信楽町。
甲賀市信楽町を流れる江戸川上流の神有川にある鶏鳴の滝公園は、自然が満喫できる地元では知られているハイキングコースです。
自然が作り出した景勝地、鶏鳴の滝(けいめいのたき)を愛犬のテンと一緒に巡って来ました。
こんな人へおすすめの記事
- 滋賀県にある滝のスポットを探している
- 知名度は低いけど評価の高い観光場所
- 晩秋には滝と紅葉のコラボレーションが観たい
もくじ
信楽焼のタヌキがお出迎え

今回の出発地点は信楽高原鐡道の信楽駅。
鶏鳴の八滝まで車でのアクセスは可能ですが、駅前から自転車で片道約6キロほどなので、信楽町の町並みを散策しながら巡っていきます。
信楽駅でレンタサイクルの貸し出しをしているそうなので、信楽町の自然の風を感じながら、のんびり散策したい方は自転車での観光がオススメです。
レンタサイクル詳細は>>信楽町観光協会

信楽駅周辺の無料駐車場は嬉しい
NHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台になったこともあり、観光客で賑わう信楽駅周辺。
信楽町では観光誘致が盛んで、週末は無料で駐車できる場所が多いのは本当に嬉しいです。
信楽駅周辺の駐車場情報は>>信楽町観光協会
のどかな山里の風景続く信楽町

信楽駅周辺は信楽焼陶器の販売、陶器作りが体験できるお店や飲食店などで賑わっていますが、少し離れると自然溢れるのどかな山里の風景が続きます。

夏には涼を求めて遊びに行きたいと思うほど、水遊びが気持ち良さそうな清流の神有川。
鶏鳴の滝公園アクセス情報

車で行く際は鶏鳴の滝公園に近づくに連れて林道の道幅が狭くなり、対向車と離合するのは困難なので十分にご注意ください。

鶏鳴の滝公園に11時ごろに到着。
この時期の週末は紅葉を見に来る写真愛好家などの観光客が多く、駐車場は5~6台ほど停めることができるスペースがありますが、車やバイクなど立ち代わり停まっていた様子でした。
公園は綺麗に整備されていますが、園内には簡易の汲み取り式トイレが1つ設置されているだけで少し不便さを感じます。

11月上旬に訪れたのは早かったみたいで、紅葉の見ごろはまだ先のようです。
所在地 | 〒529-1812 滋賀県甲賀市信楽町神山 (マップを開く) |
アクセス | 公共交通機関 信楽高原鐵道信楽線 信楽駅下車 車 15分 マイカー 新名神高速道路信楽インターより約25分 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 信楽町観光協会 TEL 0748-82-2345 |
参考サイト | 信楽町観光協会 |
鶏鳴の滝の圧倒的な存在感

駐車場から100mほど行くと鶏鳴の滝に到着。
近くまで鶏鳴の滝を見に行くと、滝の轟音と滝壺に飛瀑する舞い上がる水しぶきに圧倒されました。
高さ13M、幅11Mから流れる水量は多く、鶏鳴の滝の上から見える祠が神々しく神秘的でした。
鶏鳴八滝を紹介する狸 滝の轟音も余裕なテン?
鶏鳴の八滝と名付けられているので、その他に神有の滝・白蛇の滝・白神の滝など7つの大小の滝がありますが、鶏鳴の滝と比べると驚きには劣ります。
八滝の前に置いてある滝を紹介する信楽狸の置物が、信楽町の風情を感じられポイント高かったです。
愛犬とゆるくハイキング

山道の先がどうなっているのか知らないのは、冒険しているような気分になりワクワクが止まらないですねww

鶏鳴の滝から500Mくらい登った先にある貯水池が視界に広がった時は「おぉ~すごい」って感動しました。
「鶏鳴の八滝」散策を終えて
滋賀県には華厳の滝や那智の滝など観光名所となる有名な滝はないのですが、実際に鶏鳴の滝を見に行くと、滝つぼに飲まれ込まれそうな轟音と舞い上がる水しぶきは、有名な大滝にも負けないほどの存在感がありました。
約1キロの清流の間にある鶏鳴の滝以外の七滝は、「これって滝か?」ってツッコミ入れそうな所も含まれていましたが、八滝の前に置かれている信楽狸の愛嬌が印象に残ります。
周辺の清涼感のある空気と川のせせらぎが、心をリフレッシュさせてくれ、鶏鳴の滝公園はハイキングコースとしてまた愛犬と訪れたいなって感じています。

マイナスイオンたっぷりで水と緑の自然に癒されたね。
山里にある鶏鳴の滝は紅葉も一緒に楽しめる穴場スポット。